分散型台帳を使ったサービス、分散型アプリケーションのこと。
Dappsには【定義】があります。
1、完全にオープンソースであること。
つまり、アプリケーション仕組みを誰でも見ることができる(透明性がある)。そして、スマートコントラクトにより実行され自律的に動作する。
中央管理者がいない。誰かの管理の元アプリが動くのではなく、ブロックチェーンまたはP2Pネットワーク上に存在。
また、すべてのユーザーの合意をもってプロトコルの改善や市場のフィードバックがアプリケーションに反映される。
2、アプリケーションのデータは公開された分散型台帳(分散型ブロックチェーン)に暗号化して保存される。個人情報や決済情報が暗号化、保存されているということ。
このことから単一障害(中央管理の障害)を無くすことができる。つまり、故障やメンテナンスなどで一か所が動作しなくなり、そのことでサービス全体が止まるようなことが無い。
3、アプリケーションの利用、アクセスには仮想通貨やシステムに合わせたトークンが必要。
そして、サービス提供に貢献した場合、そのトークンが報酬として支払われる。
貢献とは、例えばゲームをサービスとして成り立たせるために手伝った人、提供者のことを言う。
ユーザー、プレーヤーがサービスの提供者として貢献、報酬をもらうこともできる。
4、ノードの貢献(3の貢献する人)に対しては標準化された暗号アルゴリズムに従いトークンが生成・付与される。
簡単に言えばルールが決まっていてそれに基づいて報酬が配布されるということ。
●Dappsを簡単にまとめると・・・
通常のゲームなどは中央管理者がいるので、好きなようにガチャなどの確率を変えられますが、分散型ではユーザーの合意が無いとルールを変更できないので平等性が保たれやすいです。
暗号化もされ、情報流出のリスクも低い。
複数形で使われることが多いですが、Dapp(ディーアップ/Decentralized Application)と言うこともある。
呼び方は、「ダップス」ではなく「ディーアップス」なので注意。
Airdrop(エアドロップ)がよく利用される。
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