Tetherとは?
Tether(テザー)とは法廷通貨と連動している通貨のことで日本円、USドル、ユーロなどの現金をデジタル化したものになります。表記は「USDT」。
主に海外の取引所で使われていて日本では使われていません。
テザーの価値は法廷通貨と同じ価値なので「1USドル=1USDT」となり、ほとんど価格変動はしません。
日本の取引所でいう「JPY」と同じような位置付けです。
日本人は「日本円→JPY→仮想通貨を購入」
アメリカ人などは「USD(ドル)→USDT(Tether)→仮想通貨を購入」
このような流れになります。
用途は法廷通貨の代わりですが、仮想通貨になるので管理者がいます。
管理しているのは「Tether Limited」という運営会社で、他の仮想通貨と違い「中央集権の管理」となります。
仮想通貨なので取引所間の送金もできます。
しかし、「テザー社にUSDTの裏付けとなる資金が本当に存在するのか」という『テザー問題』が起こりました。
特徴の「1USドル=1USDT」が覆る内容です。
・テザー社が錬金術をしている可能性
・テザー社とBitfinexが裏でつながっていてビットコインの価格操作をしている可能性(運営は同じ)
USDTが大量に発行されたとき、本来の発行上限を超えたことが確認されます。
あるはずのものが無い。
そんな問題によりビットコインは下落しました。
- 通貨名(通貨単位):Tether(USDT)
- 最大供給量:104,951,468 USDT
- システム(アルゴリズム):Proof of Reserves
- 公開日:2015年2月
- 公式サイト:https://tether.to/
仮想通貨「Tether」チャート
パソコンではテクニカル分析もできるようになっていますのでぜひご活用ください。
「Tether」の時価総額ランキング
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