ブロックチェーンとは・・・
なんじゃらほい?
ブロックチェーンが何か知りたいけど専門用語が多くてよくわからないんだよね。
確かに。
わかりやすくって言っても「ん?」ってなるよね。
そうそう。
だからもっと簡単に説明してほしい。
そうだなぁ~。
イメージできるように説明するね。
ということで、「ブロックチェーン技術」とは何かをわかりやすく簡単に説明しようと思います。
今回は、
- 簡単に
- わかりやすく
ということなので、
専門用語などで説明されても分からん!
とにかくざっくりとでもいいから「ブロックチェーン」ってのがどういうものかイメージしたい!
という方向けです。
動画も用意したので、ぜひ最後まで読み進めてください。
それでは、最初は「ブロックチェーンとは何か?」からお話ししていきます。
もくじ
ブロックチェーンとは何か?
ひとことで言えば、
「ビットコインなどの通貨、その流通を支える仕組みや技術」
です。
2008年、未だに実在しているのかさえ分からない正体不明の人物「中本哲史(サトシ ナカモト)」が電子通貨ビットコインに関する論文を発表。
「ブロックチェーン」の発案者です。
つまり、ナカモトサトシによって開発された「技術」、それが「ブロックチェーン」です。
「ブロックチェーン」と合わせてよく耳にするのが
- ビットコイン
- 仮想通貨(暗号通貨)
ですね。
- ブロックチェーンは「技術」
- ビットコイン(仮想通貨)は「通貨」
ビットコインなどの通貨は「ブロックチェーン」という技術があってこそ成り立つものです。
さて、「技術」というのはわかりました。
が、まだ「どういう仕組みなのか」具体的にわかりませんよね。
簡単にわかりやすく説明すると・・・
文章ではわかりにくいかもしれないので動画を用意しました。
「経営思想家」であり、影響力を持つ世界的な権威。
テクノロジーが企業と社会にもたらす経済的・社会的な影響を世に問う第一人者の『ドン・タプスコット』氏。
生年月日: 1947年6月1日
出身: カナダ トロント
学歴: トレント大学、 アルバータ大学
この方が、「ブロックチェーンとは何か」をかなりわかりやすく説明している動画があります。
日本語翻訳がついているので、ぜひ見てください。
もし見れない場合は、右下のこのマークをクリックして表示させてください。
ブロックチェーンとは?動画
下記に日本語翻訳の文章も載せておきます。
今後2~30年で 最も大きなインパクトがあるであろう技術が現れました。
ソーシャルメディアではなく、
ビッグデータでも、
ロボティクスでもなく、
人工知能でさえありません。
それがビットコインのようなデジタル通貨の基盤にある技術だと言ったら驚くかもしれません。
これは「ブロックチェーン」と呼ばれています。
そんなに輝かしい響きの言葉ではありませんが、私はこれが次のインターネットになると信じており、あらゆるビジネス社会、そして皆さんの1人1人に大いなる恩恵を約束するものと見ています。
この20年の間、私たちは情報のインターネットを手にしていました。
メールやPowerPointファイルを送るときには原本を送っているわけではなくコピーを送っています。
これはいいことで、情報の民主化をします。
しかし送るものが資産だとしたら?
たとえばお金とか株や債券のような金融資産、ロイヤリティ・ポイント、知的所有権、音楽、美術品、選挙の票、炭酸ガス排出権といった資産なら コピーを送るというのは良い考えではありません。
100ドル送金するというとき、まだお金を持っていないのに送れたりしないというのは ― (笑)
とても重要なことです。
これは「二重使用の問題」として暗号の専門家にはお馴染みの問題です。
現在、私たちは大きな仲介者に依存しています。
銀行、政府、ソーシャルメディア企業、クレジットカード会社のような仲立ちとなる存在が経済における信用を維持していて、
そういった仲介者は認証、人物の確認から精算、調停、記録管理まで商取引等におけるあらゆるビジネスやトランザクションの処理を行っています。
総体的には彼らは良い仕事をしていますが拡大しつつある問題もあります。
まずそれが集中管理されているということ。
これはハッキングされうることを意味し、実際そういう事例が増えています。
JPモルガン、米連邦政府、LinkedIn、ザ・ホーム・デポなどがみんな痛い思いをしてそれを学んでいます。
またそれは何十億という人々を世界経済から除外しています。
たとえば銀行口座を開けるほどお金を持たない人たちです。
それはまた物事を遅らせます。
電子メールは世界のどこへでも数秒で届きますが銀行システムで都市をまたいでお金を移動するのには何日、何週間とかかります。
それはまた大きな取り分を要求します。
外国に送金するだけで10~20%も取られます。
それはまた我々のデータを握っており我々自身がそれで収益を得たり、生活をより良く管理するために使うといったことができません。
また我々のプライバシーを危うくします。
そして最大の問題は、それがデジタル時代の恩恵を非対称的に得ているということです。
富が生み出されていますが社会的不平等は拡大しています。
もし情報のインターネットだけでなく、価値のインターネットがあったとしたらどうでしょう?
1つの巨大な世界的分散台帳が何百万というコンピューター上で運営されていて誰にでも使えたとしたら?
そして、お金から楽曲まであらゆる資産が強力な仲介者なしにそれで保持、移動、取引、交換、管理できたとしたら?
もし価値のための媒体が存在したとしたら?
2008年に金融危機がありましたが、都合の良いことに「サトシ・ナカモト」という素性不明の人物ないしはグループがビットコインという暗号通貨の背後にある「電子通貨プロトコル」を開発して論文にしました。
この暗号通貨は人々の間に信用を構築して取引ができるようにし、第三者を必要としません。
この一見単純なことが世界に燃え広がる火花となり、さまざまな所で人々の間に熱狂や恐怖や関心を引き起こしています。
誤解しないで欲しいのは、ビットコインというのは資産で上下をし、それは相場師には興味のあることでしょうが、もっと広く言うとそれは暗号通貨であり、国家によって管理される法定通貨ではありません。
それがより興味深い部分です。
しかし、その本当の虎の巻とも言えるのは、基盤にある技術ブロックチェーンです。
人類の歴史において初めてあらゆる場所の人々が互いを信用し、直接取引できるようになったのです。
この信用は何かの大組織によって作り出されたものではなく、協力と暗号と巧妙なプログラムによって生み出されたものです。
信用がこの技術の本質にあるので私はこれを「信用のプロトコル」と呼んでいます。
どういう仕組みなのか疑問に思っていることでしょう。
もっともです。
お金から音楽まであらゆるデジタル資産が格納されるのはどこかの中心拠点ではなく、最高度の暗号によって分散して維持されている世界台帳です。
取引が行われるとき、それが世界の何百万というコンピューターに送られます。
そこには「採掘者」(マイナー)と呼ばれる人々がいます。
未成年者のマイナー(minor)ではなく、ビットコインを採掘するマイナー(miner)です。
採掘者は膨大な計算能力を保持しています。
Google全社の10倍から100倍という規模です。
採掘者は多くの作業をしています。
10分ごとに。
これはネットワークの鼓動のようなものですが、ブロックが1つ作られ、その前の10分間におけるすべての取引がそこに含まれています。
それから採掘者たちが、ある困難な問題を解こうとします。
彼らは競争しています。
答えを最初に見つけてブロックを検証した採掘者には電子通貨が与えられます。
ビットコインのブロックチェーンの場合はビットコインです。
そして、ここが肝心なところですがブロックは前のブロック、その前のブロックと繋がれて、ブロックの鎖が作られます。
それぞれにタイムスタンプが押されていて電子的な封蝋のように働きます。
だからもし、ブロックをハッキングしてたとえば同じお金を2人に払おうとするとしたら、そのブロックだけでなく、そのブロックチェーン上の取引履歴全体を変える必要があり、それを1台のコンピューターでなく、最高度の暗号を使っている何百万というコンピューター上で同時に行う必要があり、しかも世界で最も強力な計算リソースの監視下で行う必要があるのです。
簡単じゃありません。
これは今日の他のコンピューターシステムと比べて限りなく高い安全性があります。
それがブロックチェーンの仕組みです。
ビットコインは数あるブロックチェーンの1つにすぎません。
イーサリアム・ブロックチェーンは「ヴィタリック・ブテリン」という22歳のカナダ人が開発したもので、これには際だった機能があります。
その1つは「スマート・コントラクト」を作れるということです。
これは、その言葉通りのもので実行機能付の契約です。
人々の間の合意事項に基づいて契約自体が執行、管理、履行、支払いといった処理をします。
契約が銀行口座を持っているようなものです。
現在イーサリアム・ブロックチェーンについて様々なプロジェクトが進められていて、それには株式市場を置き換えるものの創出から政治家が市民への責任を果たすような新しい民主主義モデルまであります。
(拍手)
これがどれほど大きな変化をもたらすか理解するために金融サービスを例に見てみましょう。
これが何か分かりますか?
ルーブ・ゴールドバーグ・マシンです。
卵を割るとかドアを閉めるといった、ごく単純なことをするために複雑怪奇に組み上げられた装置です。
これは金融サービス業界を思い起こさせますね。
ぶっちゃけた話、角の店でカードを使うとデジタル情報が何十という企業を経ていきますが、それぞれが固有の情報システムを持っていて、中には、この場の人の多くが生まれる前の70年代のメインフレームを使っているところもあり、3日後にようやく決済が完了するという具合です。
金融業界がブロックチェーンを使っていれば、決済は必要ありません。
支払いと決済は同一の行為で単に台帳の上の1箇所の変更です。
だからウォールストリートや世界の金融業界は、この件で大騒ぎになっています。自分たちはお払い箱になってしまうのか、自分たちの成功のためにこの技術をどう取り入れられるのかと。
なぜこれを気にかける必要があるのか?
いくつかの応用例を説明しましょう。
繁栄。
インターネットの最初の時代、情報のインターネットは富を生み出しましたが繁栄は共有されず、社会的不平等が拡大しています。
これが様々な問題の核にあります。
怒り、過激思想、保護主義、外国人嫌い、その他、今日の世界で私たちが目にしているものでブレグジットはその最近の例です。
この不平等の問題への新しい解決法を作り出せないでしょうか?
現在の唯一の解決法は、富の再分配で課税して広く配分するということです。
富をあらかじめ分配することはできないでしょうか?
富の生成のされ方自体を変えることはできないでしょうか?
富の生成を民主化し、もっと多くの人が経済にかかわるようにし、その人達が公正な分け前を確かにもらえるようにはできないか?
それを実現しうる5つの方法を説明しましょう。
1番目。
世界の土地所有者の70%は、貧弱な権利しか持っていないことをご存じですか?
ホンジュラスで小さな農地を持ったとしても権力を掌握した独裁者に言われるかもしれません。
「お前が土地を所有していると書いた書面を持っているのは知っているが政府のコンピューターでは我々の友人がお前の土地の所有者だということになっている」
ホンジュラスではそういうことが大規模に起きており、同じ問題が至る所に見られます。
ラテンアメリカの優れた経済学者エルナンド・デ・ソトが言っています。
「経済的流動性の点で、これは世界で最も大きな問題であり、銀行口座の所有よりも重要である。自分の土地に対する正当な権利を持たないとしたらそれを担保に借金することもできず、将来の計画も立てられないからだ」
現在、政府と協力して土地の権利をブロックチェーンに載せようと取り組んでいる企業があります。
それができれば改ざんできなくなります。
ハッキングできません。
これは何十億という人々が繁栄しうる条件を作り出すことになります。
2番目。
多くのライターがUberやAirbnbやTaskRabbitやLyftといった共有経済について話題にしています。
対等な個々人がいっしょに富を生み出し、共有するというのはとても強力なアイデアです。
私に言わせると、
そういった企業は本当に共有をしてはいません。
実際これらの企業が成功しているのは、まさに共有しないことによってなのです。
彼らは人々のサービスを集約し、それを売っているのです。
Airbnbという250億ドル企業の代わりに、ブロックチェーン上の分散アプリケーションがあって、これをB-Airbnbとでも呼びましょうか、
そのブロックチェーンが貸せる部屋を持つすべての人に共有されているとしたらどうでしょう?
そして誰かが部屋を借りたいというときは、そのブロックチェーンのデータベースで様々な条件で絞り込んで、適切な部屋を探せ、さらに契約、関係者の識別、支払いの処理も、システムに組み込まれた電子支払いシステムで行えます。
評判もそれで扱うことができます。
ゲストが部屋を五つ星に評価したら、部屋もレーティングもそこに記録され改ざんは不能です。
だから共有経済で革新するシリコンバレー企業も、淘汰されるかもしれず、これは人々の繁栄にとって良いことなのです。
3番目。
先進国から発展途上国へ最大の資金の流れは、企業投資ではなく海外援助でもなく、実は送金なんです。
全世界規模の ディアスポラがあり、祖先の地を離れた人々が家族のいる故国に送金しているのです。
それは年に6千億ドルにもなり、増加しています。
そして彼らは食い物にされています。
アナリー・ドミンゴは家政婦で、トロントに住んでいます。
彼女は毎月お金を手にウエスタンユニオンに出向き、マニラにいる母親に送金しています。
手数料で10%取られます。
お金が向こうに着くのには4~7日かかります。
母親にはいつ届くのか分かりません。
これのために彼女は5時間も無駄にしています。
半年前のことアナリー・ドミンゴはAbraというブロックチェーン・アプリケーションを使って自分の携帯から300ドル送りました。
それは母親の携帯に直接、中間業者を介することなく届きます。
母親が携帯で、そのUberのようなアプリを開くと移動するAbraの「出納係」が見られます。
彼女は家から7分のところにいる五つ星の出納係をクリックします。
その男が玄関口にやってきて、彼女にフィリピン・ペソを渡し、彼女は財布に収めます。
そのすべてに数分しかかからず、手数料は2%だけです。
ここには繁栄の大きな機会があります。
4番目。
デジタル時代における最も強力な資産はデータです。
データは、まったく新種の資産で農業経済における土地や産業経済における工場やお金といったこれまでの種類の資産より大きなものかもしれません。
そしてデータを作っているのは私たちみんなです。
私たちは生活していく中で、このデータという資産を作り、デジタルのパンくずを残していきます。
そして、そのパンくずが集まって、その人の鏡像を作り出します「仮想的な自分」です。
「仮想的な自分」は自分のことを本人以上に知っているかもしれません。
なぜなら1年前に何を買ったかとか何を言ったかと正確にどこにいたかとか自分では覚えていないからです。
そしてこの「仮想的な自分」を所有しているのは本人ではなく、そこが大きな問題です。
ブラックボックスに入った、アイデンティティを作ろうと現在取り組んでいる企業があり、そこで「仮想的な自分」を所有するのは本人です。
このブラックボックスは、いつも自分についてまわりものすごくしまり屋です。
何かするのに、必要最小限の情報しか渡しません。
多くの商取引において、売り手は相手のことを知る必要はありません。
お金が支払われることだけ分かっていればいいのです。
このアバターはすべてのデータをまとめていて本人が収益化することができます。
これは素晴らしいことでプライバシーを守ることにもなります。
プライバシーというのは自由社会の基礎になるものです。
この私たち自身が作る資産を自らの管理下に置き、自分のアイデンティティを本人が所有し、責任を持って扱えるようにしましょう。
最後は。
5番目。
コンテンツの作者の多くが公正な報酬を得ていません。
知的所有権のシステムに欠陥があるためです。
インターネットが現れた時からそれは破綻していたんです。
例えば音楽です。
食物連鎖の末端にいるミュージシャンにはパンくずくらいしか残されていません。
25年前のソングライターはヒットソングを作って100万枚シングルが売れたら印税として4万5千ドルくらい入りました。
今日のソングライターはヒットソングを作って100万回ストリーミングされたら手に入るのは4万5千ドルではなく36ドルでピザが買えるくらいです。
グラミー賞を受賞したこともあるシンガー・ソングライターのイモジェン・ヒープは今、曲をブロックチェーンに載せています。
彼女はこれをMyceliaと名付けています。
曲はそのスマート・ コントラクトになっていて、彼女の知的所有権が守られるようになっています。
彼女の曲を聞きたい?
それなら無料か数マイクロ・セントでデジタル口座へ支払います。
その曲を映画に使いたいとなれば別の話で、それぞれの条件がすべて規定されています。
着信音を作りたいとなればまた別の話です。
曲が事業になると彼女は書いています。
このプラットフォーム上にあって自分でマーケティングをし、作者の権利を守り、そして曲には銀行口座のように支払いシステムがあるのでお金はすべて アーティスト本人に流れ、強力な中間者ではなくアーティストが音楽業界をコントロールできます。
これはソングライターに限った話ではなく、あらゆるコンテンツ作者が使えます。
アートでも発明でも科学的発見でもジャーナリストでも。
公正な見返りを受けていない様々な人がいますが、ブロックチェーンによって彼らがちゃんと報酬を得られるようになります。
これは良いことです。
繁栄という問題を解決する何十もの方法のうちの5つをご紹介しましたがブロックチェーンが解決できる問題は他にも無数にあります。
繁栄を生み出すのはテクノロジーではなく人間です。
しかし私が言いたいのは、テクノロジーの魔神が再び壺から逃げ出したということです。
人類の歴史におけるある不明な時期に素性の知れない人によってこの魔神は召還されましたが、それは私たちに新しい機会を経済の電力網と古い秩序を書き換え、世界の最も難しい問題のいくつかを解決できる機会を与えているのです。
もし我々がそう望むなら。
どうもありがとう
「ブロックチェーン」の仕組みと名前
動画の内容を少し解説しましょう。
お金を送金する時どういう流れになるでしょうか。
例えば銀行で送金すると、
Aさん → 銀行 → Bさん
間に銀行を挟みます。
これがブロックチェーンだと、
Aさん → ブロックチェーン → Bさん
こういう流れになります。
違いは、
- 銀行は「その銀行、1店舗」が管理。
- ブロックチェーンはブロックチェーンに参加している人(コンピューター)「全員」で管理。
ブロックチェーンはネットワークでつながっている複数人で管理されているんです。
これを「分散管理台帳」技術と言います。
銀行は、その1店舗で管理しているのでハッキングや強盗に入られたら終わりですよね。
でも、ブロックチェーンは1店舗ではなく、ネットワークでつながっている大勢の人・コンピューターでつながっているので一人が消えても他に証拠が残っているんです。
つまり、被害に遭うことがほとんどありません。
この場合、人同士の取引内容をデータで残し、ブロックに入れていきます。
満タンになったら次のブロックに、また満タンになったらその次のブロックに・・・
↓イメージ
それらが繋がってブロックがチェーン状(鎖)になるので「ブロックチェーン」と呼ぶんですね。
簡単には「改ざんできない」とも言われているのでセキュリティ面でも評価が高いです。
ブロックチェーン技術により銀行が消える?
動画の中でも少しありましたが、ブロックチェーン技術が広まると銀行が必要なくなるかもしれないんですよね。
銀行は崖っぷち。
冷や汗もんです。
なぜなら、銀行は簡単に言うと「金貸し」。
貸したお金の「利子」で儲けているからです。
他にも仲介料として送金などに手数料をとっています。
外国に送金する時は10~20%も取られます。
ブロックチェーンの技術が確立してしまうと、送金料が超格安になるんです。
週十円~数百円。
もしくは数千円で済みます。
数万もとられることは滅多にないですね。
しかも、銀行を通しません。
そうなると、自分たちの稼ぎ場が縮小されていき、肩身の狭い思いをします。
しかし、アメックス(アメリカンエキスプレス)などの銀行はこの技術を取り入れ始めます。
今後、銀行もブロックチェーン技術を使う世の中が来るということです。
それだけすばらしい技術なんですね。
今まさに派遣争いが生じていると思います。
ブロックチェーンのメリットをまとめると
動画の中でも説明のあったブロックチェーンがもたらすメリットをまとめます。
- 自分の所有土地権利を証明できるようになる。
- ほぼ改ざんされることがないので、ハッキングもできない。
- 契約、決算など仮想通貨(暗号通貨)を活用して電子支払いが可能。
- 送金手数料がものすごく安くなる。
- データが一生残り、さかのぼればその時の支払いなどの履歴が分かる。
- 音楽などの著作権を証明できる。
これら以外にもあります。
また、「ブロックチェーン」と言っても、
- ビットコイン(Bitcoin)のブロックチェーン
- イーサリアム(Ethereum)のブロックチェーン
- ネム(NEM)のブロックチェーン
- リップル(Ripple)のブロックチェーン
(正確には違いますがブロックチェーンと言えます)
など、色々種類があり、それぞれ違った仕組みで特化している部分があります。
ブロックチェーンはセキュリティ面では高評価ですが、100%改ざん・ハッキングされないというわけではありません。
51%攻撃などの問題もあります。
ですが、それは別の機会にしましょう。
どんどんややこしくなりますからね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、
- ブロックチェーンとは
- 簡単に言うと何か
など動画を通してお話させていただきました。
なんとなく「ブロックチェーン技術」がどんなものかイメージできましたか?
今回のブロックチェーンがイメージできたなら、後は専門用語などを少しずつ覚えていくだけ。
最初から仕組みを全部覚える必要はありません。
「ふーん、こういうものなのか・・・」
と頭に入れておくことが大事です。
専門用語ばかりだとよくわからないですからね。
まずは全体のイメージからです。
「どんなことに役立つのか、使われるのか。」
これらがイメージ出来たら少しずつ目に止まった専門用語を覚えていきましょう。
すると、頭に入りやすく覚えるのが簡単ですよ。
トレードをする方も、少し覚えておく必要があります。
「経済の流れなどから見るファンダメンタルズ分析」の判断材料の一つとしても役立つからです。
もし、あなたが「仮想通貨で勝ちたい!」
と思っているのであれば、なんとなくでも技術的なことは覚えておきましょう。
なるほど。
お金の送金で手数料が安くなるんだね。
すごいよね。
それで助かる人はかなりいるはずだよ。
著作権とか、土地の権利とかも証明できるのは良いね。
でも、ブロックチェーンの技術が広まると困る人たちもいるから、そこが問題だろうね。
便利だからってそれが広まるとは限らないってことか。
うん。
すごい技術なんだけど、ブロックチェーンが無いからこそ稼げている人たちもいるんだよ。
これからどうなるんだろうね。
今日のポイント!【経験値】
- ブロックチェーンはネットワークで作る「分散管理台帳」技術
- 新しい世界を作るであろう画期的な技術
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