2017年11月9日(木)
大事件は起きた。
夜中、もう寝ようかなとTwitterを読み返していたら「ある」つぶやきが目に飛び込んできたのである。
「B2X中止!Segwit2ハードフォーク中止!」
簡単に言えば、暴落・暴騰が起きる合図である。
詳しくは下で説明します。
予想はしていたけどまさかの夜中3時頃。
前日、11~12日ごろBCH(ビットコインキャッシュ)に流れてくるのを見計らってちょっと高値で仕込んでおいた。
なのに、一気に落ち始めたので損切り。
どう考えても、BTCやBCH以外のアルトコインに流れるのはわかっていたので速攻で「XEM」を購入。
買うなら「XEM」と決めていました。
夜中ということもあり、取引所はユーザーが押し寄せる人数も少なく「Zaif(ザイフ)」はサーバーエラーを起こしませんでした。
「ビットフライヤー」は起きたのかな?
こういうことがあるから「何が起こるかわからない」と言われるんですよね。
- テクニカル分析が通用しない
- インフルエンサー(影響力のある人)の発言で暴落・暴騰
そんな時に「どう対処できるか」が「利益」に繋がってきますね。
あの~・・・そもそも「Segwit」って何?
僕はついていけてません←
簡単に説明するよ。
もくじ
Segwit(セグウィット)とは
「スケーラビリティ問題」に対する解決方法の1つ。
Segwit(セグウィット)は、「データの圧縮(縮小)」です。
データとは、取引所などで行われる「取引データ」などのこと。
仮想通貨は、データが入った「ブロック」が「チェーン状」に繋がっているブロックチェーン技術を使っています。
そのブロックに入るデータの量は上限が決まっています。
BTCはブロックサイズが「1MB(メガバイト)」
ここに入れるデータを、ぎゅーっ!と圧縮すれば今まで以上に入りますよね。
押入に布団をボフッ!とそのまま入れる
圧縮袋に入れて掃除機で吸って、ぺっちゃんこになった布団を入れる
そんなイメージです。
ちなみに、データの圧縮ではなく、入れ物のブロックサイズをもっと大きくすると問題が起きます。
他の繋がっているブロックも大きくしないといけません。
そうなるとネットワークが崩れる可能性があるわけです。
そこから生まれたのが「BCH(ビットコインキャッシュ)」でこちらのブロックは「8MB」あります。
8倍の入れ物です。
ネットワークが崩れる可能性もあるので、分裂し、今に至ります。
ふむふむ。
そういうことか。
押入の例えはわかりやすいかも。
でも、「2x」ってなに?
Segwit2x(セグウィットツーエックス)とは
「Segwit」に「2x」がつくとどうなるのか。
これはブロックを「2MB」にしたものです。
読み方は「セグウィット ツーエックス」
先程も言いましたが、これは問題があるんです。
つまり、BCHのようにハードフォークで分裂するのですが・・・
- ビットコインコア開発者は同意していないこと
- リプレイプロテクションがないこと
などなど、技術的な話もあるので難しくなります。
要は、「不安な点がまだまだある」ってことです。
ブロックサイズの問題なら「BCH」でいいんじゃないの?と思いますけどね。
逆の意味で「リプレイアタック(攻撃)」があります。
「B2X」というBTCから分裂する通貨は、攻撃されることに対しての防御対策が不十分。
あ、あの・・・
「ハードフォーク」って何?
ハードフォークとは
今までのルールを無視して、新しいルールを適用。
新旧ルールの互換性が無くなる事です。
上記の「BTC」から容量を大きくすると問題が起きるので「BCH」という別物が生まれましたよね。
その過程です。
そこで生まれた新しい通貨は、その後残ります。
仮想通貨はブロックチェーンで成り立っていますが、ルールが変われば別物として扱われます。
新しい通貨として世に放たれるわけです。
トレーダーペカチュウさんの説明動画でイメージできると思います。
6:55~
Segwit2xハードフォーク中止でどうなるのか
Segwit2xハードフォークで登場するはずだった、
ブロックが「2MB」で「Segwit」実装の「B2X」
先物として存在していました。
「HitBTC取引所」にはあったんです。
まずは「HitBTC取引所」にあった先物「B2Xのチャート」について。
B2Xのチャートはどうなった?
投げ売りが殺到。急落です。
オワター!
という声が聞こえますw
中止の内容。
The 2x fork is dead
Long live #bitcoin pic.twitter.com/03PczBlVvc— Alistair Milne (@alistairmilne) 2017年11月8日
内容は、
Segwit2xを構築するのに十分な合意が得られなかったので結果的に中断されることになった。
あくまで「中止」
計画自体は終わってないので今後また始動する可能性はある。
すっごい短くしましたw
「Segwit2xビットコイン(B2X)」がビットコインにとって変わる。
そう言われていました。
相場が全然違うんですよね。
なので、もし「B2X」が新しい「BTC」になったら価値がガクーッと下がって保有者は大損をするところでした。
価格は「1/25~1/50」くらいですかね。
ちょっとの変動で割合変わりますけどかなり差があります。
元のBTCの価値は0になるかもしれなかったんです。
中止になったことで、その悩みも一旦消えました。
今後のBTC(ビットコイン)チャートは?
アルトに流れたので落ちましたけど、戻ってきましたね。
年間で見るとBTCはずーーっと右肩上がりです。
数ヶ月以内に100万超えると思います。
海外ではすでに価値が100万越えをしている国もあるんです。
今回のハードフォークによって「価値が下がるかもしれない」と言われていましたがそれが一旦なくなりました。
「延期」とも言われていますが、Segwit2xは当分の間ないと思います。
今まで上昇を続けてきた「BTC」は一番の不安要素が目の前から消えたことで突き進むでしょう。
期待する人も増え、購入者は増える。
そして、中国の取引所が再開し流れ込んでくるのでさらに上がる。
2018年には、1000万クラスの価値がついているかもしれませんね。
ただし、今後も何が起こるかわかりません。
別のハードフォークがあるみたいですけど・・・。
その時にならないと誰も分からないです。
「暴騰・暴落のチャンスが来る」可能性は十分にありますけどね。
今度のBCHは?
ビットコイン(BTC)と同じ動きです。
こちらもアルトコインに流れました。
が、戻ってきましたね。
「BHC」には、中国の「ViaBTC」というマイニングプール(マイニングする会社・人達)が本格的に参入します。
Segwit2XHF中止のアナウンスを受けてハッシュレート約20%のViaBTCがNYAS2X シグナルをBitcoin Cashに変更!! #moon pic.twitter.com/W7OKCs05aT
— Pluton[YEAH] (@23pluton) 2017年11月8日
そのマイナーたちは、BCH(ビットコインキャッシュ)を掘って掘って掘りまくります。
よーいどん!でスタートし、ビットコインというお宝を先に掘り当てる。
1番に掘り当てた人は報酬が出る。
たくさん掘り当てればそれだけ流通していく。
というイメージ。
(上限はあります)
掘る人を「マイナー」と呼びます。
しかも、この「ViaBTC」。
ハッシュレート約20%のかなり強いところ。
マシンの計算力の測定単位。
パワー・強さ・戦闘力みたいなイメージ。
強ければマイニングの報酬がその分もらえる、ほぼ比例する。
中国が相場にかなり影響を与えます。
中国に限らず、韓国などアジア圏でもどんどん仮想通貨の取引が増えています。
新しい取引所も出てきますからね。
BCHがもっと注目を浴びると、今のBTCに変わる可能性があります。
僕の予想は、
2018年の1年間で「BCH」は今の「BTC」くらい(80万)まで上がる。
です。
どうして「BTC」なの?と思うくらい「BCH」の方が優秀だと思うんですけどね。
ブロックも8MBですから。
ちょっと送金遅いですけど。
今後のアルトコインは?
今回の「B2X中止」が流れて、一旦暴騰しました。
ぎゅいぃーーん!!って一気に上がったんです。
こういう時って、どれかに偏るんですよ。
それが今回は「XMR(モネロ)」と「LISK(リスク)」でした。
(コインチェック)
BITTREXなどの海外取引所では、
- SALT(ソルト)
- ADA(エイダ)
- OMG(オミセゴー)
などにもかなり流れましたね。
(ADAもっと上がってくれw)
全体的には一旦落ち着いた後、徐々に上がっていくでしょう。
通貨にもよりますが、将来に期待できる「XEM」は2018年、2019年辺りに化けると思います。
他の通貨も、大きな不安材料が無い限り少しずつ上がっていくでしょう。
新しい通貨がたくさん生まれているのが現状です。
似たような性質のものは新旧世代交代のようなことが起きるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「Segwit2Xハードフォーク中止から見た今後」についてお話させていただきました。
こういった問題が今後、何度も起きると思います。
トレードで「利益を上げるチャンス」でもあるのでモノにしていきたいですね。
普段のチャートからテクニカル分析などを使って勝つ方法もいいですが、ある程度予想できるところは利用しましょう。
いきなり来るので難しいんですけど。
技術的なことは難しいかもしれません。
しかし、専門用語や内容を知っておくことでトレードに役立ちます。
少しずつでいいので覚えていきましょう^^
今回は「例え」を書いたんですが、
もしかするとニュアンス的に間違えてとらえてしまうかもしれません。
ですので、もっと専門用語を詳しく知りたい!
という方はそのキーワードを「○○とは」で検索してください。
仮想通貨クエストでも用語集は考えていますが、必要のないものは書きません。
今後も、できる限り噛み砕いて書いていきますのでよろしくお願いします。
「この言葉はこう言った方がいいよ」なんてご意見があればぜひ、コメントやお問合せからお願いします^^
なるほど。
まだまだ問題がありそうな仮想通貨業界だね。
でも、最先端技術を一足先に見ている感じがするからおもしろいよ。
銀行の送金が24時間365日可能になるっていうのも関係あるの?
そうだね。
ブロックチェーン技術の進展で、今まで出来なかったことができる世の中が近い内に来るよ。
通貨の価値も上がるし、技術も発展するし
ワクワクするね!
今日のポイント!【経験値】
- BTCのハードフォークは今後も来る
- その時はチャンス!
- Segwitはデータの圧縮
- 2Xは2MBのブロック
- ハードフォークは通貨の分裂
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